shun-minoruのブログ

主に詩(詞)を掲載しています。

Retire

"最後の場所が此処で良かった"
いつか、そう胸張って言えるように
ひたすらにがむしゃらに駆け抜けた日々は
今もまだ心の中で輝き続けている

あんまり覚えてないなって事も
はっきり覚えてるよって事も
今になって振り返れば
自分が生きた証のようなもので

ちゃんとこの体と心に刻まれている…

何回も、何回も迷って悩んで挫けて
自分の存在意義や理由を探してた
そうやって、やり過ごす事でしか
自分の本当の想いに気付くのを防げなかった


嫌だと思って全てから逃げたくもなった
抱え切れない責任や負担をね、
もしも正直に包み隠さずに表現できたなら
違った幕の引き方もあったのかな…


"最後だと決めて自分なりにやり切った"
周りにはこんな自分はどう映ってたのかな
超えられそうになかった壁を越えられたのも
精一杯背伸びをしなきゃ見えなかった景色も

角度変えながら進み続けられたのも
いつだって、誰かが居て支えてくれたから
言葉にはしない"大丈夫"だよがあったから…

なんだかんだ言ったって結局は
収まるところに収まっていたね
多分それが何よりも心地良かった

ただ、もっと素直になれていたら
"大好き"だって伝えられたはずだね
後悔する事を解った上で

選び決めた道だから
最後の瞬間まで歩き続けた…


"いつか、必死に駆け抜けたよね"
そんな風に笑って語れる日はやって来るさ…

自分一人じゃ何も出来なかった
いつだって、孤独だけど孤独じゃないと
背中押し続けてくれた人達がいたから

最後までやり遂げる事が出来たんだ
今だから言えるよ、今だから解るよ

全ては"繋がり"があったから
それを言葉に出来なかったとしても
確かに同じ方向を目指していた…


"最後の瞬間まで自分らしくいられた"
今じゃ胸を張って言えるから
そう、これが僕らしい終わり方で

最も自分が望んでいた姿…