ねぇ、あの頃のボクへ。あの頃は何を思い何に嘆いて思うように進めなくて彷徨っていたっけ？さすがに10年も月日が経てば忘れてしまったよだけどね、決して涙は見せなかった人知れず不安を抱えながらもどうにかして前へ進んでいた気がするよあと、何回乗り越…

11月らしい冷たい風が頬を撫でた瞬間ふと思い出した記念日もうあれから10年、今君は幸せでいますか…忘れちゃいけないはずの痛みの様な大切な日だったのにどうしてだろう？今日この時まで忘れてた僕がいた毎年何気に思い返していた気がするけどはっきりと鮮明…

あの頃からどれだけの道程を僕らは歩き続けて来たんだろう思えば別々の道を選び決めたあの時から気が付けば僕らは大人になっていた夢に向かって颯爽と頑張っていた恋だとか自分だとかその全てを少しも否定する事なく…"ただ、好き…"だと言えば良かったのにど…

聞きたい言葉だけがいつでも聞けないのが一番に心苦しいそこには色んな感情が見え隠れしてるから深く響く事だけを選んで繰り返し呟く僕はきっとあなた以上にずる賢いよね… 通り過ぎる幾つもの場面と瞬間その全てを留めては置けないからこそ大切な部分だけが…

あれから季節は移り変わったあれから月日も流れ去った僕は相変わらず行方知れずな道歩いてる通り過ぎて来た日々を懸命に手繰り寄せて今という思い通りに運ばない現実から逃げてるでも、それでいいのかもしれないちゃんと逃げるという意味を解ってるならただ…

手を繋いで歩いていた頃まだ二人どこかぎこちなくて交わす言葉にも甘さがあったね何もかもが初めての感覚で君と出逢えたのは奇跡だって思ってた今日はどんな一日になるのかそして、どんな事が起きるのか不安より期待の方が勝っていたよそれは君と一緒だって…