shun-minoruのブログ

主に詩(詞)を掲載しています。

You and my trace

気付けばいつだって側に居てくれたのは
ただ一人、君だけだった
君と同じ毎日を生きられる事が
僕を動かす唯一の原動力だった

ほら、もうすぐそこまで
別離れの時が近付いてる
残された時間は僅かだから
最後の瞬間まで君とやり遂げたい

ねぇ、僕の最後のワガママを聞いて欲しい…

泣いたり、怒ったり、笑ったり…
君と僕はそんな風にして距離を縮めて
いつからかバラバラだった歩幅が
一つに重なるように肩並べて歩いてたね

寂しくなった、叫びたくなった、
そして、僕は自分で選んだ道が
正しかったのかって自問自答してる…


気付いたらいつだって
側で支えてくれていたのも
側で微笑んでくれていたのも
ただ一人、君だけだった

僕はどうだった?
ちゃんと君の側に居られたかな
ちゃんと君の支えになれていたかな

そう、何があっても
踏ん張って持ち堪えられたのは
君と二人で突き進んで来たから
諦めずに成し遂げる事が出来たんだ…

苦しんだり、楽しんだり、寄り添ったり…
君と僕はそうやって共に同じ時間を過ごした
当たり前に変わっていく景色の中で
僕は君がいる未来を生きたいと願ったけど

心がもう持たなくて、気持ちも解らなくなって、
君が居ない未来を生きるんだと決める事で
空いた穴を必死に埋めようとした…


出逢わなければよかったかな…
そう思った時もあった
君に出逢わなければ多分こんなにも
悩む事も迷う事もなかっただろうから

出逢えて本当によかった
今は確かにそう思う
君に出逢えたからきっとこんなにも
幸せの意味を知る事が出来たんだ…

泣いたり、痛がったり、拒んだり…
笑ったり、嬉しがったり、面白がったり…

君と僕はいつだって色んな感情を
曝け出して、ぶつけ合って、
お互いの存在の尊さを分かち合った

ほら、もうすぐそこまで
別離れの時が近付いているから
残された僅かな時間を
僕は君と笑い合いながら生きたい

これが僕の最後のワガママ…

気付けばいつもすぐ側に君を感じていた
君の無邪気すぎるその笑顔に
君の大らかなその優しさに
僕は生かされていた

そして、君を愛してた…